夢を追い、夢を応援「KNIXTブログ」

若者の夢になる KNIXTの日々を発信

カンボジアが教えてくれた事

フィンランドの旅を終え、

向かった先はカンボジア🇰🇭

 

到着してすぐ気温の高さに驚きました。

35℃、、、笑

 

そして友人のハマーの紹介で、

小学校と幼稚園を建てカンボジアの基礎造りをしているかでさんの主催するツアーに参加してきました!

 

まず初めに朝食を食べに行ったお店は1人1ドルで豚丼とスープまでついてくる安さ。

そして今回の旅史上最高の美味しさの料理に感動しました!

 

そのまま奥の市場に行くと豚の生首や生肉がそのまま置いてあったり、虫が売っていたりと、

日本の常識では考えられない状況に圧倒されました。

(なにかの幼虫はかもなく不可もなくな味でした。笑)

 

因みにカボチャはカンボジアから日本に来たもので、

カンボジア」を聞き間違えた日本人が

「カボチャ」と名付けたようです。笑

 

その後かでさんが建てた小学校の「イキイキスクール」へ行きました。

 

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子供たちが元気に授業を受けていました。

そしてそこで先生をしていたのが、

イキイキスクールの卒業生で、

学校設立に力を貸してくれた村長のお孫さん!

イキイキスクールの歴史を感じました。

 

先生の数が足りず50人近い一年生をたった1人でまとめ上げる彼女の声には力があり、

笑顔には暖かさがありました。

 

授業見学と休み時間の際に子供達と戯れてサッカーやおっかけっこをして最高に楽しく元気をもらえる時間を過ごしました!

 

かでさんは村のために尽力されていて明るく暖かい人柄もあって、

村人からも大人気で歩くだけで声をかけられ、その隣にいる私たちも暖かく迎えてもらうことができました。

 

しかし明るい話ばかりではなく、

村で生活する人の1日に使えるお金はわずか2ドルで都会で暮らす人の僅か5分の1程度。

さらにその村の中でも格差があり、

あんなに楽しそうに学校に通う子供もいつ命を落としてもおかしくない状況です。

 

ある子供が病気で寝込んでいた所に、

かでさんが病院に連れて行くべきと伝えた際に

「バイクのガソリン代がないから病院へ連れて行けない」と嘆く母親がいたと聞きました。

 

村人との心の距離の縮まる楽しさと、

命の儚さを感じました。

 

更に村を歩いていると「ジャーラ」という67歳のおばあちゃんに出逢いました。

彼女は我々を歓迎してくれ、

クメール語講座を即興で開いて数の数え方を教えてくれました!

 

とても陽気でいつも笑っている素敵なおばあちゃんでした。

 

しかしそんなジャーラも本気でかでさんの前で涙を流したことがあったそうです。

 

それは彼女が何10年も貯めた500ドルを持ってかでさんに

「これで日本に行けるか?」

と尋ねた時のことです。

 

かでさんは交通費にはなるが滞在は難しいと伝えました。

すると悔しくて涙を流したそうです。

 

彼女は日本に行きたいと心から願い、

それを叶えるために人生をかけて少しずつお金を貯めていたにもかかわらず願いが叶わず心が折れてしまったようです。

 

直接ジャーラにあった後でこの話を聞いた私は胸が痛くなりました。

生まれ落ちた国の違いがこんなにも大きく人生を左右するのかと。

 

そして私たちがカンボジアへ行きたいと思い直ぐに来れたことと、

ジャーラの日本に来れなかったことに不平等さを感じました。

 

そのような状況下でもカンボジアの村人はいつも笑顔で元気に生きています。

あの姿を見ると日本人が幸せでカンボジア人が不幸だとは口が裂けても言えません。

 

 

今回私が強く感じたことは、

日本に生まれ落ちたという事を最大限に活用し少しでも周りを照らしていける人生にしたいという事です。

 

日本という国に生まれ落ちた事で、

その気になればいくらでも人生を切り開けるチャンスに溢れています。

 

世界を見たければ見に行ける。

やりたい事があれば挑戦できる。

こんなに希望に溢れている国はそうありません。

 

だからと言って日本人が偉いわけではなく、

フィンランド人もカンボジア人も根本は同じ人間なのだと今回の旅で理解する事が出来ました。

 

大切な友達に差しむけるような優しい心で手を差し伸べることが大切だ。

というかでさんの言葉が胸に残っています。

 

かでさんは奥さん、娘さんと一緒にカンボジアに住み様々なプロジェクトによって優しい手を差し伸べ続けています。

 

 

私たちKNIXTも直接的な行動は違えど志を持ってかでさんに近づき、

いずれ共に感動を与えられる会社にすると決めました。

 

実際に自分の目で見ないとわからない事がこの世界には広がっているのだと今までの自分の価値観の小ささを感じました。

 

それと同時にKNIXTが歩み始めた人生は決して間違いではなく何事にも変えられないチャンスに手を伸ばし始めたのだと確信しています。

 

一度きりの人生。

他の人と比べられない経験を沢山して最幸のものにしていこう!

 

かでさん率いる「一般社団法人Kisso」のご活躍を心からお祈りしております!

 

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