環境のプロデュース
こんばんは、パティです。
先日ある方と話していて、指導者が目的達成のための環境をプロデュースすることで、プレーヤーの力が発揮されるというのが印象的でした。
プロデュースといっても、あれやこれや何から何までお節介をするのではなく、大切なのはプレーヤーが自分たちで考え、成長できる環境を提供すること。
指導者が手を出しすぎない、むしろ突っぱねるぐらいが丁度いいとのことでした。
あとのプロセスは、プレーヤー自身が考える。
最近自分自身の過去を振り返っていると、目的がはっきりした上で自由を与えられた環境だと、そのためのプロセスを自分達で考えて実行できていたので、持っている力が発揮できていたなと思います。
僕は小学生の頃、小学校の弱小チームでサッカーをしていました。
練習は土曜日の週一回のみ。指導者はボランティアの父兄コーチです。
歴代、地域の中でも1回戦で負けてしまうようなチームでした。
そんなチームでも、自分たちの中で神奈川県大会二次予選までいきたいという目標がありました。
二次予選というと控えめな目標に見えるかもしれませんが、出てくるのはJリーグの下部組織や全国大会に出るようなチームばかりで、当時の僕たちにとってはなかなか難しいものでした。
父兄コーチは土曜日の練習メニューを考えてくれ、月に何回かは日曜日に何とか練習試合をセッティングしてくれました。
あとは自分たちでやるしかない。
そんな中始めたのが、毎日の朝練習と交換ノートでした。
それから朝6:00から7:30まで公園に皆んなで集まって練習をし、それから各自家に帰って支度をして学校に行くようになりました。
練習メニューも自分達で考えます。
毎日下級生含めて20人ほど集まっていたので、今思えば驚きです。笑
交換ノートは練習試合の度に各自反省を書き込んで、隣のクラスに回すという方法で行いました。
他のメンバーがこの前の試合でどういう思いを持ったのかを共有できたので、なかなかこれは効果的でした。
放課後も自然と学校に集まって練習するようになり、徐々にチームとしても一体感を持つことができました。
週一回の土曜日の練習の質も上がり、コーチの考えた練習をさせられてるのではなく、それぞれが主体的に取り組んでいたように思います。
その結果、日本一になったチームに勝つことができ、神奈川県大会でも二次予選まで進むことができました。
地域の中でもちょっとした強豪チーム扱いをされるようになり、なかなか達成感がありました。
自分達でやった。できた。
そんな感覚をずっと抱いていましたが、冷静になって思うと、支えてくれてた大人の人達がいなかったら、そもそもチームもないですし、大会にも出れていなかったなと。
大会のエントリー、練習試合のセッティング、父兄コーチによるチームの存続。
直接関わってくれてた回数は少なかったですが、そういった環境のプロデュースがあったからこそ、自分達で考えて目標に向かって頑張ることが出来ていたんだなと。
「自分達でやるしかない。」
そう子供達が思うような環境を作ることで、自分の力を最大限活かして取り組むことができるのかなと。
プロセスまでガチガチに大人が決めてしまうと、自分で達成した感覚を持てないのではないでしょうか。
大人が何もやってくれない、ぐらいが丁度いいのかもしれないなと、ふと思いました。
今の時代過保護になりすぎているような気もするので、大人の自己満足ではなく、子供達の達成感のために環境をプロデュースしていこうと、そんなことを思いました。
これ結構、会社や様々な組織でも当てはまる気がします。
中学生のエピソードも書きたかったのですが、多くなってしまうのでこの辺で。笑
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