きのくに子どもの村学園の教育
話を聞いて以来、ずっと行きたかったきのくに子どもの村学園に行って来ました!
前々からブログにも書いてましたが、
きのくに子どもの村学園は自由で自立した子どもが育つ学校です。
実際に行ってみて、子どもを育てる学校ではなく、子どもが育つ学校であるということを強く感じました。
子どもの自立には親の自立が必要だということで、ほとんどの子どもたちは小学校1年生から寮生活をします。それによって、親が子どもに依存しなくなるそうです。子どもも自分で物事を考えるようになります。
先生はほとんどのことを子どもたちにわざわざ教えたりはしません。
何が良くて何が悪いのか、子どもたちは個人、チーム活動を通して学んでいくため、道徳教育もありません。
なので、頭では分かっているけど行動に移らないという頭デッカチな人間は少ないということでした。
脳記憶ではなく、経験記憶が蓄積されているため、本能的に何が正しいのかということを判断できるようになります。
やってみる→考える、話し合う→やってみる
という順番で学んでいくので、子どもたちは自分の体験をもとに、主体的かつ建設的な話し合いを行うことができます。
大人になると、経験していないことにあれこれ頭を悩ませ、時間を使ってしまいます。
リスクがあることもありますが、まずやってみることで、次のプランの質も上がると思うので、僕たち自身もまずはやってから考えるということを大切にしていこうと思いました。
そして、きのくにの特徴はなんといってもプロジェクト!その過程で学習もしていきます。
3年3組などのようなクラスはなく、
・きのくに工務店
・きのくにクラフト館
・きのくにファーム
・劇団きのくに
・きのくにおもしろ料理店
というプロジェクトグループに子どもたちは自ら選択して入ります。
例えばきのくに工務店では、小屋作りや滑り台作りをします。
まずこんな小屋や滑り台を子どもたちが作ること自体に驚きました。笑
小屋を建てる上で、定規をきちんと使えなくてはいけない、計算も必要になってくる。
そうなると、子どもたちは小屋を建てるために必死になって算数の勉強をします。
色々な参考資料をきちんと読むために、漢字や文章の勉強をします。
目的達成のための学習なので、子どもたちは効率の良い勉強の仕方も考えるようになります。
山奥にこんなにも高度な学習環境があることに、価値観を壊されました。
都市部で最先端の技術を使って勉強をすればいいというわけではないのです。
実際に、きのくにの卒業生はその後の学力も高いそうです。
僕たちも、何を教えるのかではなく、どんな環境をプロデュースするのかをもっと練っていく必要があると考えさせられました。
学校長のひさしさんからは、学校の作り方や資金がどうしたら集まるのかなど、様々なことを教えていただきました。
学校を作ってきた凄い方なのですが、子どもたちからは「ひさし、ひさしくん」と呼ばれています。大人も子供もフラットな環境であるということは知っていましたが、実際に感じるものはまた想像を超えるものでした。
今回、きのくに子どもの村学園を訪問し、僕たちもやれるということを強く感じました。
やってる人から学ぶというのは大事ですね。
やってない人はみんな無理って言うので。笑
きのくにと同じように、良い学校を作れるよう、これからも頑張っていきます!
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